
2024年、運送業の働き方改革が始まり、今までの物量、配送をこなすのが難しくなった昨今。その穴を埋めるべく少しでも売り上げを上げるのに荷物を裁く配車係。その荷物を配送してくれるドライバー。
時には感情がぶつかりそうになる時も。今回はそんな配車係とドライバーのお互いの感情を少しまとめてみました。

◆配車マンが思うこと
配車マンの仕事は、言ってしまえば「全員の段取りを組む司令塔」。
でも正直なところ、机の上で線を引いて終わり、なんて簡単な話じゃありません。
ドライバーの気持ちも考えれば、あっちもこっちも調整が必要。
「今日は早く帰りたいんだよな」
「その案件、時間的に無理だろ!」
「もう少し積み込み楽なところにしてくれよ」
こういう声を聞きながら、どう回せば現場が円滑に進むか、頭をフル回転させています。
正直、ドライバーに無理を言うこともあります。
「悪い、今日だけ頼む!」
「なんで俺ばっかりなんだよ!」
「お前だから安心して任せられるんだよ」
こんなやり取りは日常茶飯事。
配車マンだって、好きで無茶を振っているわけじゃありません。
お客様からの急な依頼、時間にシビアな条件、そして現場の安全。
全部を天秤にかけて、最終的に「誰に任せるか」を決める責任があるんです。
だからこそ思うのは――
「ドライバーが無事に荷物を届けて、元気に帰ってきてくれること」
これが一番大事。配車マンの胃はいつもキリキリしますが(笑)、それも含めてやりがいなんです。
◆ドライバーが配車マンに思うこと

配車マンの指示を受けるたびに、ドライバーは心の中でこう思う。
「なんで俺ばっかりキツい現場なんだよ!」
「昨日も遠かったのに、また今日もかよ!」
「積み地の段取り、全然考えてねぇだろ!」
朝から走りっぱなしで、昼飯をゆっくり食べる時間もない。
それなのに電話がかかってきて、
「午後イチで追加お願いできる?」
なんて簡単に言われると、正直キレそうになる。
「お前らは机の上で線引くだけで楽だろ!」
「現場の渋滞も、積み込みの待ち時間も知らねぇだろ!」
「こっちは身体も時間も限界なんだよ!」
……そう思うことは正直ある。
走ってるのは俺たちなんだから、もっと現場の声を聞け!って叫びたくなる瞬間もある。
けどな、愚痴を言いながらも結局走っちまうのは――
荷物を待ってるお客さんがいるし、任された以上は投げ出せないからだ。
だからこそ余計に思う。
「もう少し現場の気持ち、わかってくれよ!」ってな。
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