
【陸奥志紅ライン 本日のブログ】
花巻市は本格的な雪 冬道の運行は“判断力”が命
本日の花巻市は朝から断続的に雪が降り続き、気温も氷点下近くまで低下。市内全域で路面は圧雪とシャーベットが入り混じり、時間帯によってはブラックアイスバーンが発生している箇所も確認されています。
特に国道4号・396号の橋梁部分、物流団地周辺の側道、花巻南IC周辺の合流部では凍結の報告が増えており、慎重な運行が求められる一日です。
我々物流業界において、“時間厳守”は信頼の基盤です。しかし、冬場だけは価値観が変わります。
それは―― 「安全に届けることが最優先」 だからです。
今日のような路面状況では、スピードよりも判断力、走行技術よりも危険予知能力が重要になります。ベテランであっても油断は禁物です。
■ 雪道で特に意識すべきポイント
① 制動距離の増加を前提にした走り方
雪道では制動距離が乾燥路の2〜3倍。
大型車の場合、荷重によってはもっと伸びることもあります。
そのため、「止まれる速度で走る」ことを徹底。
② ABSを過信しない
ABSは“滑らない装置”ではなく“方向を保つ装置”。
凍結路ではABSが作動しても止まる距離は伸びるため、急ブレーキは厳禁。
③ 荷崩れリスクの上昇
急加速・急減速・急ハンドルが多くなる冬道は、
荷崩れ→再積み直し→遅延 のリスクが高まります。
ロープ・ラッシングのテンション確認も運行前点呼で必ずチェック。
④ 橋の上・日陰・トンネル出口
冬の“事故3大ポイント”。
特に橋の上は冷え込みやすく、見た目は濡れているだけでも凍結している場合があります。
⑤ 時間に余裕をもったスタート
雪の日は、普段の1.2〜1.5倍の時間を想定して動くことが大切。
遅延が見込まれる際は、管理者・荷主様への早めの連絡が信頼に繋がります。
■ 運行管理側からのお願い
陸奥志紅ラインとしても、
ドライバーが無理な運行をしなくて済むよう以下を徹底しています。
- 最新の積雪状況・通行止め情報の共有
- ライブカメラのチェックを含む運行ルート再確認
- 無理な出発・無理な到着時間の強要は絶対にしない
- “状況説明のテンプレート文面”を用意し荷主様への説明をサポート
特に冬は、走るかどうかの“判断”が命を守ります。
遠慮せず、「危険だと感じたら止まる」の意識でOKです。
会社としてその判断を全力で後押しします。
■ ドライバーの体調管理も冬は大事
雪道は神経を使うため、通常より疲労が増えやすい季節です。
- 前日の睡眠
- 朝の体調チェック
- 水分補給(冬でも脱水は起こる)
- 空調での眠気対策
安全運行の基本は**“健康第一”**。
冬場は特に体調不良が事故に直結します。
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現在、花巻本社・水戸営業所にて
大型・中型ドライバーを積極採用中です。
■ 陸奥志紅ラインの特徴
- 安全教育・雪道教習に力を入れています経験浅い方も安心してスタートできます。
- 安定した業務量取引先が多く、季節で仕事が極端に減る心配がありません。
- しっかり稼ぎたい人も、生活重視の人も対応運行相談がしやすい体制です。
- 社員同士のコミュニケーションがスムーズ相談しやすい雰囲気が当社の強み。
「冬の運行が不安…」
そんな方でも安心して働ける環境づくりを進めています。
最後に
今日の花巻市は厳しい路面状況。
だからこそ、安全に帰ってくることが一番の仕事です。
陸奥志紅ラインは、今日も安全第一で運行していきます。
そして一緒に働いてくれる仲間も、心からお待ちしています。
☎️029ー303ー6555/茂木
